てんしのうた

「・・・!それってどういうことですか・・・?」


「愛生は生まれた時から体が弱くて。
小2のころから心臓病なの・・・。」


「えっ・・・ってことは・・・?」


はっとした。

俺、ひどいこと言ってしまっていた。


「20歳までしか生きられないのよ・・・。」


おばさんは涙を流していた。


「おばさん、あたしも一緒です。」


「おばさん、俺も愛生のこと大切にします。」


「ありがとう・・・。
じゃああたしは帰るわね。」


「おばさん、いいんですか?」


「ええ。
愛生が目覚めたらこれを渡しておいてくれる?」


「はい。わかりました。」


「ありがとう。
じゃあね。」


そう愛生のお母さんは言い残して帰っていった。