てんしのうた

文化祭まであと一週間。
あたしはこないでほしかった。

姫羅は友達だから争いたくない。

なんで同じ人が好きなんだろう・・・。
でもあのふたり、お似合いだから。


「あ!おはよう!愛生。」

「おっす!愛生。」


「今日はふたりで登校?
仲いいね~!」

「そんなことないよー!」

なんていいながら目を合わせて笑ってる。

「あとちょっとだね!」

「そ、そうだね。」

「楽しみだな~。
文化祭!ね?尚斗。」

「ああ!そうだな!」

それは、ふたりで主役を演じるから?

ううん。違う。
自分の気持ちに自信があるから。