てんしのうた

「・・・。」

「だから尚斗!」

やっぱり。
そうだったんだ。

「そっそっか!ごめん。
ちょっとトイレ・・・。」

「愛生・・・。」

なに?この気持ち。
発作かな・・・。
すごく胸がしめつけられたの。

苦しい・・・。

「はぁ・・・すぅ・・はぁ」

深呼吸しても胸の高鳴りはとめられなくて。

あたし、舞台のときずっと目で尚斗くんのことを追いかけてた。

こんなこと、姫羅には言えない。