てんしのうた


次の日。

「愛生~!喜べ~!」


「へ?何を?」


「医者から外出許可でたよ~!」


「よかったじゃん!
遊んでおいで!」


「なに言ってんの!

愛生も行くの!」


「あたしも?」


「うん!」


「でもあたし歩き回れないし・・・。」



「車いすくらいあたしが押してあげる!」



「でも結愛だって歩けないんじゃ・・・?」


「何年ここにいたと思ってるの!
そんなんとっくにリハビリして歩けますよ~だっ!」


「そうなんだ!
でもな~。」


「まだ行きたくない理由があるの?」


「うーん・・・。
じゃあホントはにお願いしていいの?」


「もっちろんっ!!」


「じゃあお願いします!」


「まっかせなさいっ!」

この時、本当に行ってよかったと振り返りつつ思う。