てんしのうた

~尚斗side~

俺は愛生と光汰さんを残して部屋をあとにした。

愛生のお母さんとふたろいきりになった。

「愛生と一緒に戦ってくれてありがとう。

愛生はなにも言わないけどうれしいんだと思う。」


「いえいえ。俺のほうこそ愛生に助けられています。
俺、愛生がいなかったらたぶんダメ人間になってたと思います。

ホントに愛生には感謝しています。
そしてそんな愛生を育ててくれたお母さんにも。」


「まぁ。ありがとう。」


そう目を合わせて笑った。
笑った目元が愛生によく似ていた。
やはり親子なんだなと思った。