てんしのうた

「あなたは昔から発作ばかりだった。
私もお父さんも困るくらい。

でもなぜかあの日だけは体調がよかったの。

だからみんなで海へ行こうってなっていったのが季浜の海
すごく楽しそうだったから私もお父さんもうれしかった。

でもいざ、帰ろうとなったときにおもちゃを忘れたから取りに行くって愛生が言い出したの。

誰も心配しなかったわ。

でも取りに行ってずいぶん経っても帰ってこなかったの。」



あたしはだまって聞いていた。