次の日になっても、愛梨の心は竜也でいっぱいだった。
「愛梨!!おはよ!!」
「竜也、おはよう。」
朝、少し会っただけで胸が切なくなる。
竜也の長めの髪の毛が可愛く揺れている。愛梨の友達と呼べる人は、涼乃と竜也くらい。
「あーちゃん♪」
涼乃が愛梨の席にやってきた。
「すずじゃん。どしたの?」
「宿題★教えてっ♪」
「あ、俺も分かんないとこ愛梨に訊きたいんだけど。」
数学の宿題を取り出し、愛梨は教え始める。
「ここは、累乗を利用して…。」
「ありがとう!分かった♪」
「俺も分かった。サンキュー♪俺、数学ダメだけど、理科は得意だからね。分かんなかったら訊いて♪」
「うん。ありがとう!」
愛梨は気付かなかった。後ろでそれを見ている人がいることを。
「愛梨!!おはよ!!」
「竜也、おはよう。」
朝、少し会っただけで胸が切なくなる。
竜也の長めの髪の毛が可愛く揺れている。愛梨の友達と呼べる人は、涼乃と竜也くらい。
「あーちゃん♪」
涼乃が愛梨の席にやってきた。
「すずじゃん。どしたの?」
「宿題★教えてっ♪」
「あ、俺も分かんないとこ愛梨に訊きたいんだけど。」
数学の宿題を取り出し、愛梨は教え始める。
「ここは、累乗を利用して…。」
「ありがとう!分かった♪」
「俺も分かった。サンキュー♪俺、数学ダメだけど、理科は得意だからね。分かんなかったら訊いて♪」
「うん。ありがとう!」
愛梨は気付かなかった。後ろでそれを見ている人がいることを。