「佐山がさ、牧野のことめっちゃすすめるじゃん?
だからってか、気づいたというか....
好きになってたんだよね~」
「そーなんだっ」
香純の恋の応援、私ちゃんとできてるじゃんっ
...でも。
もしも私が香純のことすすめなかったら、
海野は香純のこと好きじゃなかったってこと?
もしかしたら、私も恋愛対象になれてたの?
それだったら........。
「でさぁ~....って、佐山聞いてる?」
「聞いてる聞いてる!
でもほら、みんな待ってるなーと思って」
「あー、じゃ、また明日話す」
「うんっ
今日は香里奈が待ってくれてるから、
香里奈と帰るね、じゃ!」
待っていた香里奈達のところに行ったら、
みんなに、香純の好きな人となに二人きりでずっと話してんのって目線を送られたきがした。