次の日。
「佐山~」
また、あの隣のクラスの男子が私の教室に来て呼んできた
「何~?」
「今度の期末テスト終わったら、桜庭が遊びに行こうってさ
だから、もぅ一人女子決めとけよ~」
は!?
てか、席、前後なんだから、それぐらい席で伝えてよ!?
その子の声は大きくて、
クラスメートほぼ全員に聞こえてた。
「佐山、行くの?」
海野が聞いてきた。
「えー、うん、うーん....」
「やめとけ~笑笑」
宮崎が鼻で笑いながら言ってきた。
この頃の桜庭は、みんなからあまりいい評価をされてなかった。
男子も女子もあんまり桜庭が好きじゃなくて、
宮崎なんか、大嫌いとか言ってたんじゃなかったかな。(^_^;)
で、私は。
この誘いを、無視の形で断ってしまった、。
この時、一緒に遊んでたら....
今頃、
私はどーしてたのかな?