「え…?まさか、ギルク…」 イルはギルクがすることを察して、暴れて抵抗しだした。 「イル、暴れたら落ちるぞ?」 大人しくなったイル。 次の瞬間、ギルクは橋をダッシュで通った。 「ひゃあぁぁああぁぁぁ!!!」 イルの絶叫が、峡谷に響きましたとさ。 「…バカ…」 アレンとレイは溜め息をつきながら歩いて橋を渡ったのだった。