「君らがレイと一緒に旅をしてくれたらしいな。ありがとう。

私はローゼ=アナチェルだ。レイとロンの父。ロンと同じ考古学者だ。」


ローゼは握手を求めた。

アレンが一応それに応じる。


ローゼの金色の短髪が太陽の光で輝いた。

厳格そうな人だ。


「…どうも。アレンと言います。」

「アレン君か。そちらの二人は?」

ローゼはイルとギルクを見た。


「イル=シーアでっす♪」

「ギルク=カクブェンっス!!」


2人は元気に答える。


「そうかそうか…。ありがとうな。今日は私らの家に泊まっていきなさい。」

「ありがとうございます。」