叩けば埃がでるような
荒んだ生き方

好んでそうなった訳ではない

いつのまにか
そうなっていただけ

足掻けども抗おうとも
叶わね枷を強いられ
引き摺りこまれた

それだけ……

時の数ほど埃を纏い
朝も昼も夜も四六時中
生きることに追い立てられる

心の奥底までも浸食される

見えない自分の埃に埋もれて
窒息しながら逝くのだろうか