黒板に書かれた文字を
見つめながら
君がノートをとる


僕は君の斜め後ろから
君の微かに見える横顔を
見てる

髪をかきあげる君の仕草

あと1つ
席が前なら

もっと色んな君を見れるのに

クジ運がなかった

数十人いるクラス
確率は……

視線を感じて君が振り返る


トクン
胸が跳ねた