ひとり
星をみあげて過ごす夜は
貴方の温もりが
ただ恋しくて
貴方の好きな煙草ともしてみる



くゆる煙が哀しくて
傍にいない貴方が寂しくて
煙草をくわえて吸ってみる

貴方の匂いが私を包む




すーと筋を描いて流れる星を
ただ目で追いながら
星の伝説を思い浮かべて
煙草をふかす



慣れた煙草の匂い
いない貴方の温もりが
ふわりと頬にふれ
つぅーと冷たい雫が頬に伝った