「そんなに人数はいらない。2人で喋ってろ」



その言葉に肩を落とす2人。



一方は残念そうな顔、ともいえる。



楽しんでたか。



とりあえず行くか…







…………………………………








「………」



向かった先は屋上だった。



今時のイジメは体育館裏じゃないんだな。



妙に感心している自分がいたが、とりあえず杏香を探す。




「……ょっ!」



あっちか。