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家に帰って、いつもの部屋着に着替えて髪を適当に１つに結ぶと、冷蔵庫から麦茶を取り出してリビングでゴロゴロしながらテレビを見る。
これが私のいつもの行動パターン。
そういえば数学の課題があったけど、めんどくさいから後でいいや。
お風呂上がってからしよう、そうしよう。
「美弥ーお願いがあるんだけどー」
「んー？」
夕飯が出来るまでダラダラを決め込んでいた私は、キッチンから聞こえたお母さんの声に適当に返事をした。
「今日のおかず、遙くんのとこに持っていってちょうだい」
「…え？！」
飲みかけた麦茶を危うく吹き出すところだった。
