Protect the Earth organization

彼女は答える。

「ぁ、ありがとうございます。
 助けてくれて」

なんて演技力だろう、
もう、凄い通り越して脅威だわ…

だけど女の子は、
顔をしかめると同時に
なにか、唖然としているようだった。

俺はその隙を狙って、
力を軽く抑え
女の子に殴りかかる__

[シュッ]

姫「うわ~危ないなっ!
  [パシッ]」

女の子はそう言いながら
俺の拳を受け止めた。

俺はもちろんのこと、
彼女もいくら俺が力を
加減しているからと言って
俺の拳を受け止められるとは
思っていなかったのだろう…