アイロニ





ニタリと笑った恭介のお父さんの口が再び開いた




「君たちには今からHP100を与える。
それが0になったら元の世界には戻れない。
ちょっとした命をかけたゲームみたいなもんさ。」




「おい!どういうことだよ!しっかり説明しろよ、命がけだなんて聞いてねえ。俺たちはただバーチャル空間で遊べるラッキーな生徒なんだよ!」




クラス1気が荒い将太が声を張り上げてモニターに叫ぶ




「あれ、聞いてなかったかい?政府、の人にちゃーんと伝えてって頼んだつもりなんだけどな」



本当に恭介のお父さんだよね



こんな性格じゃなかった



しかもやけに政府、という部分を強調する



「聞いてねえよ!俺のお父さん政府の人間なんだ!訴えてお前なんか殺してやる!」




その言葉に明らかに顔をしかめた恭介のお父さん