そして夜。
リビングで湊が布団を敷いて寝る準備を始めたので、私も自分の部屋に戻り、ベッドに入ることにした。
布団に寝転がって伸びをすると、今日の疲れが取れていくみたいだ。
今日もめまぐるしい1日だった。
婚約してから、めまぐるしくない日なんてなかったかもしれない。
でもその忙しさは、なんでか嫌ではなくて。
「ふぁーあ」
大きな欠伸をひとつして、目を閉じる。
明日も頑張ろう、そんなことを考えた、その時。
ミシッ……。
「……え?」
聞きなれない音に、背筋に寒気が走り、一瞬にして体が強張る。
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