もう――だめだ。 今日まで我慢してきたものが、あっさりと決壊していくのがわかった。 亜瑚の首に手を回し、無理矢理唇を奪う。 「みっ、なと……んっ……」 必死に俺についてこようとする亜瑚が愛おしくて、何度も角度を変えてキスをする。 その度に漏れる、亜瑚の甘い声。 もう、手加減なんてしてやらない。 俺の理性を崩壊させたのは、あんただから。 「亜瑚……」 「湊……好き……。好きだよ……っ」 そして、婚約してから約8ヶ月。 俺ら夫婦は、ひとつになった。