焦れったげに唇が離れたかと思うと、今度は首元にキスをされる。
湊の唇が当たるだけで、ビクッと反応してしまう体。
その時、突然チクッとした痛みが首元に走った。
「なに……?」
驚く私に、上体を起こした湊が、ふっと意地悪な笑みを向けた。
「キスマーク。俺のものっていう印」
「……っ」
恥ずかしくなって思わずキスマークのついた首を手で隠すと、湊にその手を握られ、また露わになるキスマーク。
「そういう反応、可愛すぎて反則……」
あ……。湊の顔、赤い……。
湊もドキドキしてくれてるんだ……。
上体を起こすとまた視線が絡み合い、唇が近づく――と、その時。


