「み、なと……っ」
湊のジャージをギュッと握り締めると、湊はそっと唇を離した。
そして熱を帯びた瞳で私を見下ろしてくる。
「もう限界。止まれない。
学校では我慢してたのに、あんたのせいだから」
「い、意地悪……」
すると、湊は私の額に額をくっつけて、至近距離から私を捉えて囁いた。
「言っとくけど、俺を意地悪にさせてるのは、亜瑚だから」
そして、私達の唇と唇の数センチの隙間がなくなった。
今度は、優しくて甘いキス。
何度も角度を変えて、キスを重ねる。
そのとろけるようなキスに、いけないとはわかってるけど、思わず声が漏れてしまう。
「……ふっ……んっ……」
熱に浮かされ、頭がぽわぽわしてきた。


