どんな顔で、カツ丼食べてくれるのだろう。
湊の顔が見たくて、まわりにバレないようにちらっと湊の方を振り向いた時。
「ねぇ、如月くん」
湊に声を掛けた女子がいた。
それは、同じクラスの君村栞ちゃん。
クラスで一番可愛くて、すごくモテる子だ。
そんな子が、湊に声を掛けている。
「ちょっと、一緒に来てくれないかな……」
「え?」
「お願い!」
頭を下げる栞ちゃんと湊のやり取りに、クラス中が注目して、しんとした。
そんな雰囲気を察したのか、湊が立ち上がった。
「ん、わかった」
「ありがとう……!」
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