【完】クールな同級生と、秘密の婚約!?



一瞬にして背筋が冷たくなる。

心臓がドクドクと嫌な音を立てて早鐘を打つ。


もしかして亜瑚の身になにか起きたのか……?


「湊、どうした? そんな青ざめて」


「顔真っ青だぞ、大丈夫か?」


ただならぬ俺の様子を察知した周りの声に、はっと我に返る。


俺は居ても立ってもいられず、スクールバッグを肩にかけた。


「ごめん。用ができたから、先帰る」


と、その時。

「湊!」

俺の名前を呼ぶ声と共に、テーブルに置いていた緑茶のペットボトルが飛んできた。