【完】クールな同級生と、秘密の婚約!?



「どうして湊が……」


「あんたが走ってくのが見えて、もしかしてって思ったら、案の定これ」


湊、私のこと見つけてくれたんだ……。


「ありがとう……」


「俺が見といてやらないと、ひとりで無茶しすぎるから」


「……っ」


どうしよう……。

そんなこと言われたら、嬉しくて、きゅんとして、もっともっと好きになっちゃうじゃんか……。


募る気持ちをこらえるようにぎゅっと下唇を噛みしめていると、湊がかがんで、からかうような意地悪い笑みを向けてくる。


「その顔、俺に惚れ直した?」


「ち、違う……!」


本当は1ミリも外れることなく図星だけど。