ふらふらと当てもなく歩いていたら

ふと、見知った顔を見つけた

昔恋をしたキミ

アルバムにある写真の面影が残っている

声をかけようと

足を踏み出した



人は変わる

いつの間にか

あっという間に

キミだけは

心のどこかで違うって思ってたんだ

何処で道を踏み外したのかは知らない

ただ、私にはどうすることも

できない

何処にでもいる少女が

無力だということを

思い知った瞬間