いつか離さなければいけない手なら


繋がなければよかったと嘆いた。


もう見られない笑顔なら


温かさを知らなければよかったと


悔やんだ。


あんな風に一瞬で消えてしまうモノなら


二度といらないと泣いた。



強く誓ったのは、16歳の誕生日。



“もう絶対に、恋はしない”