heure de la'nge〜天使の時間〜



「初めまして、私はクレア。琉のパートナーよ」


現れたのは、大人な雰囲気の天使。


ユキと同じ服を着ていて、長いさらさらの銀髪をそのまま流していた。


「天使にも、色々いるのね」


やっとココの口から出たのはその言葉。


琉は思わず吹き出し、笑い声を上げる。



「そりゃそうだよねっ!
う、うん、それはあたしでも分かってるよ?」


笑われた恥ずかしさで顔を真っ赤に染め上げ、ココは声を上げた。