「どうやら、こいつが渇望してたのが家族だっただろ?だから役所の方でこれぐらいからやり直せば、ということになったみたいなんだ…」
トントン、と落ち着かせるようにココの背中を叩きながら、ユウは4人に説明する。
「ーーーあぁ、そういうこと。
良いじゃない、ココ。ユウにそうやって抱っこしてもらえるし。
ね、私のとこにもちょっと来てよ」
アイカはそう慰めながら、ココにおいで、と手を出す。
ココはゆっくりとアイカのもとへ移動する。
「よし、これで5人全員揃ったね」
数十年ぶりに、5人は顔を見合わせて、笑った。

