heure de la'nge〜天使の時間〜



「ーーあっ、アイカ!!久しぶりぃー!
変わってないねぇ」


そう言って笑ったのは、当然、きぃ。

病弱な家族を支えながら、生涯独身で看護師として働いた、という苦労の多そうな人生を歩んだものの、きぃらしく無邪気に育ったのだろうか。


姿は、初めて出会った頃と変わらない、中学生ぐらいのそれだった。



「きぃこそじゃない!!ーーーで、そっちは…真?」



思わずアイカが目を疑ってしまうのも無理は無かった。


真は、50代ぐらいの正真正銘おじさんだったからだ。