「そう…ね。ココには聞きたいことがいっぱいあるでしょうね…
うん、じゃあ思い付いたことから話しちゃう!」
「う…うん」
お願い…します。と、ココは面食らいつつ言う。
ココの記憶の中にいる母はこんなに明るい人では無い。
毎日必死に働いていて、ある日突然倒れて、そのままいなくなってしまった…たったそれだけの記憶で。
「大好きな優しいお母さん」なんてものは、今日までお話の中での登場人物でしかないと思っていたのだけれど。
朗らかに笑う母を見て、こちらが本当の母なのかもしれない、とココは思った。
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