「家族に……会って、みたい……」 「ーーーそれを、叶えるぞ?」 「こんな……ちっちゃな、願い事で良いの?」 神はフッと笑った。 「願いに大小が付くのは、願っている本人がどれくらい強く願っているかだよ」 「ーーー〜〜〜っ。じゃ、あ…その願いを、叶えてくだっ、さい……」 「わかった」 神の顔から笑みが消える。 厳かな雰囲気が、また、漂った。 「ココ、お前の願いが叶ったよ。 後ろを、向いてみろ」