ココは答えられなかった。 「願う」ことがなく、目の前の現実を受け入れるだけだったココにとって、「何を願っても良い」というのは難しすぎる要求である。 考えた末にココが出した答えは。 「あたしは、とりあえずみんなが願いを叶えてもらうところを見る。 そしたら、あたしの願いも思いつくかもしれないし」 確固たる結論を弾き出した仲間達を待たせたくない。 ココはその一心で、こう言った。 そして、ココのその気持ちを汲み取った仲間達は、ひとつ首を縦に動かしてから、そっと神の下へと旅立った。