そういやまだ同じ部屋に人がいたんだっけ…と、思わず手の力が抜けるココに、ユキが寄る。


「おめでとうっ!!ココ。
あなたは今から完璧な大天使候補生よ!
あらためて、これからよろしくねっ!!」



「うっ、……うん」




ユキの迫力に、ココは思わず頷いてしまう。