「えーっ、ココがなぜ試験をパス出来たのか説明はいらないな?」 ココの家にて。 ユキが皆の分のお茶を用意している間にユウはこう話を切り出した。 「えっ、いらなくないよ?」 「いらなくなくても、説明しない。 ーーで、だ。課題の話になるんだが…」 ユウはいつも課題が入っている白い封筒によく似た、ピンク色の封筒を光と共に出現させる。 「この課題を、皆でクリアしてもらう」