「どうしたの?ユウ」 こちらも同じく寝起きのユキは、もぞもぞと布団から出て、ユウに問う。 「どうしたってか!?ココが第二次大天使候補生選抜に合格したんだよっ!“縁”でなっ! 当然っちゃあ当然だがな!!」 その言葉の意味がココには理解出来なかった。 第二次?選抜? ハテナマークいっぱいになるココとは反対に、ユキは叫び声を上げて歓喜の渦に飛び込む。