「そういえば、あたしの課題……終わったんだよね?」 空を翔んでユキと並んで家路につく。 ふと思いついたココはそう呟いた。 「そうね……」 「成功………したの?」 そう自分で口に出して初めて、ココは課題の途中で成功不成功を考えていないことに気付いた。 「成功よ?」 そう言ってそっと、ユキはココの手首を持ってペンダントを指す。