heure de la'nge〜天使の時間〜




喋るのが上手いとは決して言えないココも、おじさんの前では安心して喋ることが出来た。



人付き合いの仕方が分からなくて、学校に友達がいないこと。


親戚の家で1人暮らしをさせてもらっていて、家事はたいてい何でも出来ること。




おじさんはココが無意識に欲していた言葉を返してくれた。



「友達はいた方が良いね。だけど、今のところは困って無いんだったらいなくても良いね」


とか、


「1人で頑張ってるんだねぇ。中学生で家事が一通り出来たら、大っきくなってからも困らないね。やったじゃないか」


とか。