それでも、何とかいってしまうのは、ココが己の縁の力で引き寄せた課題だから…なのだろうか。 「おじさんはね、今日は朝からずっと、そこの窓を見てたんだよ」 いつココちゃんが来てくれても、すぐに分かるようにね。 優しい言葉に、ココの顔は熱くなる。 社交辞令だとしても、嬉しい。 「あたしはーーー」 おじさんのおかげで緊張の解れたココは、ふと話題を見つける。 こうして、初日は瞬く間に過ぎ去って行ったのだった。