「いえっ!それで良いのなら、明日か、毎日学校が終わったら来ますね。
あたしが話し相手に良いかは分からないですけど」



「うん、じゃあ明日から待ってるよ」



もう暗いから。と帰ろうとするココに向かって、おじさんはのんびり言った。



「はいっ!!」




ココは人生で1、2を争う、嬉しい「待ってるよ」だと思い、元気に返事をして、窓から空へと飛び上がり、



そのまま、家へと帰るので、あった。