一呼吸置いて、ココは自分を落ち着かせる。 そして、少し緊張しながら、アイカの耳元でこう言った。 「ーーー大天使候補のチーム分けテストで、会えるのを楽しみにしてる」 きっと、縁ある関係になれる。 ココは、何故か確信していたのだった。 自身も気付かぬ内に。 そして、ココは目の前の課題を始める。 今までで1番彼女の力が大きく働いている、この課題を。