今日学校で会った、天ノ川 琉先輩。 ココは会った瞬間に、この人が大天使になるような人かもしれない。と思った。 「できる人」の雰囲気を纏って。 初対面のココにも口ごもるなんてことをせず。 ちょっとどころでは無く、ココは悲しくなっていたのだ。 だけど、琉先輩によって現れた悲しさは、琉先輩の言葉によって払拭された。 それどころか、ずっとココの心にとどまっていた、暗い部分を吹き飛ばしてくれたのだ。