「うん、そうだよね。あなたは特に何もしてないよね?知ってる。 何か慣れて無いみたいだったし、最初から期待はしていなかったよ」 にっこり笑って、ゆういちゃんはこう言った。 「「えっ…」」 ユキとココは同時に口を開く。 「だから、願いが叶えられないってことは予想してたの!! 早く行ってよっ!役立たずに用はないから!!」 「あっ……ごめんなさい、それじゃあ…」 ココはユウに抱えられて、窓から家へと帰った。