ガチャ!
頭を抱えながら考えていた横で、非常口の扉が開いた。
「いたっ!」
扉を開けたのはトモだった。
「トモっ!!
あのっ、黙っててごめんねっ、あたし…トモにひどいこと…。」
急にトモが目の前に現れたので、あたしはびっくりして立ち上がりパニックになっていた。
「もういいよ。あたしこそ華奈にひどいこと行ってごめんね。」
えっ…?
あんなに怒ってたのに、どうして…?
「はい、こんなところにずっと座り込んで、喉乾いたんじゃない。」
トモはそう言うと、缶ジュースをあたしに手渡し階段に座った。
あたしもなんだか拍子抜けし再び階段に座った。

