いつか見つけてね2





言いたいことを言った。


俺は離れるのは寂しいがその間に美穂が心置きなく旅立てることに安心する。


帰ってきたら結婚する、それが1年先でも3年先でも。

誰が何と言っても俺の側において離さないから。


仕事が忙しくて、母さんの手術には立ち会えない。

でも、桜和先生に任せていれば大丈夫だ。




あとは今過ごせる時間を美穂となるべく過ごす。



妹尾には悪いが俺は最低限のことしか今はしないと告げておいた。


「ああ。

わかったよ。


辰野もなかなか仕事できるからな。


そのかわり、美穂ちゃんが行ったらもうお前はマシーンのように働いてもらうからな。
ハハハ。」



笑っているが、かなりのしわ寄せがあいつらに行くんだろう。

俺が


「すまないな、」


なんて口をきいたもんだから

「なんだよそれ、社長のくせに謝るな、キモイんだよ。」


と友達として妹尾の言葉が帰ってきて嬉しかった。







それから一週間ほどしかない時間を俺は美穂に費やした。