いつか見つけてね2



納得いかないまま合コンしているという居酒屋へ足を運ぶと美穂はもう帰ったあとだった。

良かった、

別に何があるってことはないのだろうが他の男に美穂を見せるのも嫌なくらいなのだ。

こんな歳して大学生の合コンにわざわざ保護者のように乗りこんだ俺。

みさえが驚いた顔をしていた。

まだそんなに酔ってる様子でもなく自己紹介した後ぐらいだったのだろうか。


「秀樹君」と呼ばれた男を見ると美穂の初恋相手なんだとすぐにわかった。
イラッと目つきが悪くなる。


真由が何事も知り得ているような目で俺を見ると少し目が合う。


そして睨みをきかせたあと笑って


「早く迎えに行けば?一人で留守番してるから。」


と言われ俺は車を真由のアパートへ走らせた。


しかし、待てど暮らせど美穂がやってくることがなかった。

居留守でも使われているのかとも考えたのだが、真由とみさえが戻って部屋に入っても美穂の姿はなかったみたいだ。