いつか見つけてね2

*あの、合コンという雰囲気に、何が楽しいのか見いだせなくて俺は個室を出て外の空気を吸うために店を出た。

会社のパーティーなら利益関係もあるので外せないところはちゃんと手回しできるが、経営とは全く無関係そうだ。

駐車場の車の中で本を読もうと歩いていると

「どこ行くんだ?

美穂ちゃん放っておいていいの?」


振り返ると剛が俺の後ろにいる。

「別に友達と話してるだけだろ?

良いんじゃねーの、今日あいつ色々あったから気が紛れて。」

みさえと真由が親友であることはすでに知っているので仲良く気分転換に話が出来ていいんじゃないかってそう思って席を外したのに

「合コンていうのはな、男女両方が新しい出会いを求めてっていうのがあるんだ。

新しい人を見つけて、話をして気が合ったらまた会うって感じで。


美穂ちゃんが他の男と意気投合して話ししてたぞ。


ミホちゃんにその気がなくても男はわかってるだろ、、、。。」


エミは簡単に男を誘う女じゃない。
だから心配はしていなかったのだが、そう言われて俺はまた店の中に戻った。

カーテン越しにエミが頭をなでられているのが見えて、イラッとする。


俺が戻ると美穂が立ち上がって、帰るというので、真由を見るとコクっとうなずいたから店から連れて出た。

まだ合コンは終わらないんだろう、途中で帰ったみたいだから真由の所に戻るまでの時間つぶしにこの前偶然見つけた俺のお気に入りの場所に連れて行くことにした。


着いたぞっと言おうと思ったらエミは助手席で眠っている。
かわいい寝顔に触れたいと俺のものにしたいと思ったがその時

「みつ、のぶ、、、、どうして」

と寝言で呟いているのが聞こえて俺はリアシートに置いてあった毛布をかけた。

そして、俺だけの宝物にしようとエミの寝顔を写真に撮った。






しばらく頭を冷やそうと外に出るといつものようにレールの縁に座った。