いつか見つけてね2



アンディとの会談はかなり長い間続いた。

まりなを挟んで話をするのは本意じゃ無かったけど

まりなは秘書としては優秀だ。

妹尾には話して先に帰ってもらった。

アンディの気分次第でこの会談がどれくらい長くなるかわからないし、あいつには今日仕事休んだ分の調整がいろいろとあるだろうし。


仕事の話をするときの駆け引きを教えてくれたのがアンディ、

俺はアンディに新しい事業の展開を考えている事を報告すると

彼がその場で喰い付くぐらいの資料をまりなが差し出す。


作成したのはまりなだ。

お土産と一緒に自分の書類まで持ち込んでた彼女に敬服した。


駆け引き以上にアンディがその場でオッケーを出したそのプランは水友にとってもアンディにとってもウィンウィンな申し出だった。


だから、俺はすごく気分が良くて、まりなにボーナスを与えることにした。

誰でも会社に貢献した人には個人的に褒美を与える。

それが家族旅行券であったり、家電であったり。


まりなはかばんが欲しいといった。

それも今からモールのブランド店で、

会社の前にあるモールだから良いだろうと俺たちはホテルからタクシーでモールへやってきた。

目当てのかばんを見つけると俺はそれをカードで払うとまりなに持たす。

そして急いでモールを後にしようと早歩き始めるとそれについて来れないまりなが俺の腕に手を回してきた。

だからそれは困ると歩きを遅め彼女の腕を俺の腕から離すとそのまま会社へ戻った。


まさか、美穂がそれを見ていたなんて。