「やっぱり私達カップルにしか見えないみたいね。」

「まぁあ…手を繋いでたからじゃないかな??」

僕は無意識の内に先生との間に壁を作ろうとしていた。


そうでもしないと崩れ落ちて何かを失ってしまいそうなのを感じていたから。

きっと無意識の内に気付いていたんだ。


僕の感じる先生の温もりと、先生の感じるソレは違う事を。

「そう??結構、お似合いって事だと思うけどなぁ…」

「そう…なのかな??まぁあ何を食べるか先に決めちゃおうよ。」

「それもそうだね。食べながらでも話は出来るもんね。はいっ、これメニューだよ。」

そう言ってメニューを渡されて僕は一安心していた。