先生いわく僕の大阪人並みに歩くスピードのお陰で映画館にはスグに着いた。


街を27才と見た目年齢16才が手を繋いで歩いているというのに、特別な視線はあまり感じなかった。


むしろ僕の歩くスピードの方に視線を感じた事が少し笑えた。

もしかしたら本当に僕の歩くスピードが早いのかな??



世界は、思っているよりも他人に無関心なんだと気付いた。

それと同時に無関心という事実に虚しさを感じた。